建築組合通信
2018年7月号
平成30年度 建設廃棄物ならびに石綿含有建材の適正処理講習会の開催について
今般、厚生労働省労働基準局において「建築物の解体・改修等作業を行う労働者を雇用する事業者」に建築物の石綿等の使用の有無の事前調査の実施を義務づける等の措置が講じられているところです。
これまでに集積された知見を踏まえ、建築物に係る事前調査において石綿含有建材の使用状況を適切かつ有効に把握するための主な留意点がとりまとめられました。
- 1.建築物に二つと同じ建築物はなく、事前調査を行う者は、過去の経験や建築の知識から類推して調査範囲を絞り込むようなことをせず、建築物や石綿含有建材は多様であるという認識の下、調査に臨むべきであること。
- 2.事前調査を行う者は、様々な事例の情報入手に努めるなど、自らの能力向上に不断に取り組むべきであること。
- 3.事業者は、事前調査を行う者が関係団体の実施する講習を受講する機会を確保する等、その者の知識・能力等の向上を促進すること。
これを踏まえて、廃棄物処理法並びに石綿含有建材の適正処理について、基礎を確認し、理解を深める講義内容の講習会が無料で開催されます。(主催:住団連)
開催日時 | 9月14日(金) 13:00~16:40 (12:30より受付開始) | ||
---|---|---|---|
定員 | 100名 | ||
講習参加費 | 無料 | ||
会場 | 京都烏丸コンベンションホール 中ホール 京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町634 カラスマプラザ21ビル8階 |
||
講習内容 | 1. 建設廃棄物の適正処理について 2. 石綿含有建材の適正処理 |
||
受講申込書 | (一社)住宅生産団体連合会のホームページより印刷できます | ||
申込締切 | 9月7日(金)正午まで ※締切日を過ぎても空席があれば受講可能です | ||
問合せ先 | 講習会事務局(担当:柳) 03-5275-7251 |
熱中症 正しい知識で命を守る 救急処置
夏が近づくと様々なツールで熱中症対策が講じられていて、一般に認知されるようになりましたが、熱中症で倒れる方は減っていません。そこで今回は救急処置方法を掲載します。
みなさん、こんな症状にいち早く気付いて、早めの処置を心がけて下さい!
体温が高い
大量の発汗
頭痛、吐き気
めまい
気分が悪い
力が入らない
水分を自分で摂取できない、意識がない→すぐに救急搬送
[まず処置]
①すぐに涼しいところに避難させる
②衣類をゆるめ靴を脱がせる
③体表面を水で濡らして、うちわ等で風を送る
④スポーツ飲料等の水分を取らせる
⑤首まわり、わきの下、太ももの付け根を冷たいもので冷やす
⑥足を高く上げ、手足の先から中心部に向けてマッサージする