組合通信ニュース

当組合では、後継者育成や木造の伝統技術の研鑽を目的として、若手職人対象の「葭塾(よしじゅく)」という研修を実施しております。昨年、その葭塾にて、子供神輿を製作し、「住生活月間　京都地域イベント－京都、素材と技 新しい癒やしのしつらえ－」にも展示されました。
その子供神輿を、昨年12月、京都市左京区の大原戸寺町に寄贈し、大原戸寺町会様より感謝状を賜りました。

令和4年2月3日、千本釈迦堂［大報恩寺］にて、節分会が開催されました。今年度は新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、太子堂での当組合の法要は中止となりましたが、釈迦堂恒例の「古式・鬼追いの儀」等は通常どおり執り行われました。その中で、奉納行事のひとつとして、組合員も参加されている番匠保存会による木遣音頭が行われ、参拝客の視線を集めました。木遣音頭は建築儀式に於ける職人達の労働歌で、京都市の無形民俗文化財に登録されています。

当組合では、厚生労働省の登録教習機関として、毎年、作業主任者資格の講習を開催しています。
作業主任者は、労働安全衛生法で作業現場に配置しなくてはならないと定められている、現場で欠くことはできない存在です。ご興味のある方はぜひご受講ください。
当組合では、組合員が公的な資格を取得された場合、5,000円の祝い金を支給する「祝い金制度」を設けています。こちらもぜひご活用ください。
講習・検定の年間予定表は、本部事務局または各支部にございますので、お気軽にお問い合わせください。(コロナウイルス感染症の影響により、中止する場合がございます。ご了承ください)

石綿に関する事前調査の結果報告が義務化されます。現在、建築物・工作物等の解体・改修工事を行う際、規模や請負金額にかかわらず、事前に法令に基づいた石綿の有無の事前調査を行い、結果の記録を3年間保存することが義務付けられています。そして、令和4年4月1日着工の工事から、一定規模以上の建築物や特定の工作物の解体・改修工事に関しては、事前調査の結果等を、施工業者が原則電子システムで労働基準監督署に届け出ることが義務となります。この報告は、石綿がない場合にも行わなければなりません。報告の対象は、以下に該当する工事です。

※厚生労働省のリーフレットから引用

また、令和5年10月以降に着工する工事に関しては、「建築物石綿含有建材調査者」または「日本アスベスト調査診断協会の登録者」が、事前調査を行う必要があります。
詳しくは、厚生労働省の石綿総合情報ポータルサイトをご覧ください。

◎青年部　竹中大工道具館　見学会
青年部は、親睦福祉や技術向上等を目的とした活動を行っています。その活動の一環として、兵庫県の「竹中大工道具館」の見学会の開催が決定しました。
詳細は以下となります。

参加を希望される方は、2月28日までに、メールにてご連絡ください。アドレスは下記のとおりです。
(e-mail: k.seinenbu@gmail.com)

◎大ちゃんバザー中止
令和4年3月13日(日)に開催を予定しておりました、大ちゃんバザーにつきましては、新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、中止とさせていただきます。
開催を心待ちにしておられた方には申し訳ございませんが、何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
来年度の開催につきましても、新型コロナウイルス感染症の感染状況に注視しながら検討して参ります。現段階では令和5年3月の開催を予定しています。
よろしくお願いいたします。

◎建設国保　現況調査
組合員資格に係る現況調査が実施されます。建設国保に加入されている組合員様には、各出張所より調査票が届きますので、必ずご提出いただきますよう、よろしくお願いいたします。